1992年4月25日アメリカ・カリフォルニア州エドワーズ空軍基地でF-22の試作機であるYF-22(2号機)が低速・低空進入テスト飛行中に異常振動が発生、上空12mの高さから滑走路に激突する事故がありました。墜落の衝撃で左エンジンが炎上しましたがエンジンの緊急停止・自動消化装置が作動し機体の炎上は免れました。この事故で機体は左側の主翼及び水平尾翼、垂直尾翼を損傷しています。
墜落した2号機は、飛行可能な状態に修理するには費用が掛かり過ぎると判断され、ニューヨーク州のグリフィス空軍基地のローマ航空開発センターで各種電子装備の評価試験用に使用されました。
墜落した2号機は、飛行可能な状態に修理するには費用が掛かり過ぎると判断され、ニューヨーク州のグリフィス空軍基地のローマ航空開発センターで各種電子装備の評価試験用に使用されました。
F-22はなぜ最強といわれるのか ステルス、スーパークルーズなど最新鋭戦闘機に使われるテクノロジーの秘密に迫る (サイエンス・アイ新書) 青木 謙知 by G-Tools |