RIAT1993MiG-29crash

1993年7月24日、イギリスで行われる世界最大の軍用機エアショー、エアタトゥー(RIAT)。ロシアジーコフスキーのクロモフ飛行研究センターから参加したMiG-29は中でも注目されていました。経験豊富なベテランパイロットが操るMiG-29は数千人の観客の目をくぎ付けにし颯爽と上昇し高速度で演技を開始し始めます。ヘッド・オン・パスや空中停止等MiG-29の高い機動性を見せつけ観客を湧かせる中その事故は起こりました。縦列隊形から後方の機体が接近の判断を誤り編隊リーダー機に左主翼が接触、両機ともフラットスピンを起こしながら操縦不能に陥り墜落しました。幸いこの事故での死者は無く軽い軽傷者のみで、パイロット2名も無事脱出しています。続きを読む