IL76crash

2012年11月30日17時30分、中部アフリカ、コンゴ共和国の首都ブラザビル「マヤマヤ国際空港」でIL-76T大型ジェット貨物輸送機が着陸に失敗、空港をオーバーランし付近の住宅地で爆発炎上しました。この事故で乗員6名を含む住民32人が死亡したとコンゴ政府当局が発表しました。墜落機はトランス・エアーコンゴ傘下の輸送会社が運用するロシア製輸送機イリューシン IL-76T(機体番号:EK-76300)で、南西部ポワントノワールから首都ブラザビルに向かっていました。現場は当時天候が非常に悪く、豪雨の中着陸を行ったものの滑走路フェンスを突き抜け、そのまま住宅地で爆発したものと見られます。貨物機は激しく爆発炎上した為機体の残骸が広範囲に散乱し凄惨な状態が広がりました。
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白戸 圭一

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「マヤマヤ国際空港」は滑走路3,300m、丘の上に建設された為滑走路の下は緩い崖となっており付近には空港を取り囲むように住宅が密集しています。特に事故現場付近の住民は貧しい人多く、住所管理も無い為、死者数は遺体数確認だけで、身元が確認できない人は含まれていないようです。事故機はアルメニア「エア・ハイネス」が所有しており2011年8月よりエアロサービスにリースされていました。運用していたエアロサービスは運用機材も古く、十分な整備も行っていない為事故を頻発しています。そのため2009年には危険な航空会社としてEUへの乗り入れ禁止(ブラックリスト)になっていますが改善の兆しは一向にありません。

■参照記事:BBCNEWS
Congo plane crash kills at least three in Brazzaville