bhojyaair737crash2012年4月20日午後6時40分頃、パキスタンの航空会社「ボジャ・エアー」所有のボーイング737-200(AP-BKC)が首都イスラマバード近郊ラワルピンディにあるイスラマバード国際空港近くに墜落し、乗客118人、乗員9人の計127人全員が死亡する大惨事となりました。また、墜落地点には集落があり、現在行方不明者を捜索中ですが今後死傷者が増える可能性があります。旅客機は、パキスタン南部の主要都市、カラチからイスラマバード行きで当時、周辺は雨や強風の悪天候に見舞われていました。
ボジャ・エアーのB737-200


ボジャ・エアーは1993年11月7日パキスタン「ジンナー国際空港」を拠点に設立。ボーイング737-200型機を3機と-400型機の1機の計4機で国内線を中心に運航する小規模な航空会社です。財政難で2001年から運航を停止しており、今年3月より11年ぶりに運航を再開したばかりでした。事故機は管制塔から着陸の指示を受けた後、突然通信が途絶えています。また、目撃者によると墜落前に既に機体から炎が出ていたと証言も出ており、今後の詳しい調査が待たれます。

参照記事:CNN(英語)
http://edition.cnn.com/2012/04/20/world/pakistan-plane-crash/?hpt=wo_c2

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