2014年7月23日、台湾「高雄国際空港」発「(復興航空)トランスアジア航空222便」ATR 72-500(R/N:B-22810)は南西部澎湖島群「馬公空港」へ着陸に失敗し、付近の民家に墜落しました。この事故で乗員乗客58名のうち48人が死亡、住民5人を含む15人が重軽傷を負う大惨事となりました。当時、大型の台風10号による悪天候の影響を受け、全便が大幅に遅延もしくは欠航が発生しており、トランスアジア航空222便も定刻より1時間43分遅れで出発。馬公空港上空へ7時頃到着も強風と豪雨により視界が悪く着陸を一時断念し、再度上昇中高度300フィートで交信が途絶しています。事故機であるATR 72-500は2000年6月14日製造642号機。2002年9月5日、2012年5月2日に2度エンジン火災による緊急着陸を経験しています。
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